透明レイヤー上で「アクリル」や「ティント」ブラシのように「白ひきずり」を生じないで、色塗りや混色をするためのブラシバリアントのセットです。
配布ファイルを解凍して出てくるカテゴリ名の「TNG Oils」というのは、「The Next Generaion」(次世代)の油彩、という意味です、いちおう。原理的に白ひきずりを生じないアーティストオイル、混色キャメル、溶かし手法、およびプラグインブラシだけで構成してあります。(Painter X とそれ以降用のブラシセットです。古い Painter では使えません。)

上の例では、花柄パターンで塗り潰したパターンの上の透明レイヤーで描画していますが、透明部分との境界に白が出ていないこと、ブレンドして半透明になっている部分もあることが確認できると思います。
ただ、普通の塗潰しブラシやキャメルブラシと比較して、発色や混色の挙動がどうしても少し違うので、違和感があると思います。透明レイヤー上で「これまでのブラシと同じ挙動で、しかも白ひきずりがない」わけではありません。
ダウンロードは下のリンクから。
内容はカテゴリフォルダと附属のカテゴリアイコン、フォルダ内にバリアントファイル 9 種類です。バリアントは以下のとおり。
- Artist's Expressive ― 筆の濃淡が均等でないアーティストオイル。
- Artist's Smooth ― 筆が均等でクセの少ないアーティストオイル。
- Blend and Move Grainy ― 「溶かし」手法使用。用紙テクスチャに反応します。透明部分の透明情報も引きずるので、不透明部分の削り取りもできます。不透明度設定が 0 になっていることに注意。0 以外では白を引っぱります。
- Blend and Move ― プラグインブラシの「拡散(引っぱり)ブラシ」を使用。透明情報もブレンドします。挙動はすぐ上のものと似ています。不透明度で「引っぱり」の強さ(長さ)を調節できます。
- Color Bloom ― プラグインブラシの「ふくらみブラシ」を使用。ブラシ中央から周辺へ散らすように粒子を動かします。同じ場所でぐりぐりすると、中央から外に向かって放射状の円形になります。
- TNG Oil Blend ― アーティストオイルによるブレンドブラシです。色を透明部分に向かって伸ばすと不透明度も下がりますが、透明部分から透明情報を引きずることはできません(色をけずることはできない)。
- TNG Oil Pencil ― 混色キャメルで細くカスタマイズして鉛筆ふうにしたブラシ。
- TNG Oil Soft Blend ― 混色キャメルによる、着色しないブレンダーです。
- TNG Oil Soft ― 混色キャメルで色が乗るブラシです。
このブラシセットを追加して使う手順がわからない場合は、配布ブラシの追加方法 を参考にしてください。
(2011/05/18)