テンプレートファイルとは
Painter の「新規ファイル」ダイアログは、直前の数値を記憶しています。複数のイメージサイズをカスタムして記憶させておくことができません。ここを補完するために、Painter IX でテンプレート機能が追加されました。
テンプレートを使うことで、複数の新規ファイル設定を使い分けることができます。テンプレートファイルはテンプレートフォルダに入れた普通の RIFF ファイルなので、RIFF ファイルが持つことのできる次のような要素がすべて保存できます。
- ファイルの基本情報 ― キャンバスサイズ、解像度、ペーパーカラー(消しゴムを使ったとき下から出てくる色)
- ファイルに対して行った作業 ― 描画したもの、作成したレイヤーやシェイプ、チャンネルほか
- Painter 特有の設定 ― パターン化の状態、ファイル情報(「情報を見る」で表示される内容、ノズル配置設定もこれ)
- Painter のダイナミックレイヤー ― 万華鏡(ひとつの応用が 鏡像用テンプレート)、ガラス越し効果、リキッドメタルなど
- カラーマネジメント設定
この機能を利用するには、まず好みの設定で RIFF ファイルを作成し、テンプレートとしてわかりやすいファイル名で保存します。たとえば、最初からついてくるテンプレートは「810 x 500 72.rif」というファイル名ですが、イメージサイズと解像度がファイル名になっています。
この保存したテンプレートファイルをテンプレートフォルダに入れると、次に Painter を起動したときからこのファイルがテンプレートのリストに表示されるようになります。
テンプレートを利用するには、Painter IX および Painter X では「Welcome 画面」のテンプレートメニューをプルダウンして選択します。Painter 11 ではテンプレートとファイル履歴がファイルメニューに統合されたので、「Welcome 画面」を表示しなくても利用することができるようになりました。
テンプレートフォルダの位置
Painter IX ではアプリケーションフォルダ(Painter をインストールしたフォルダ)の下の「テンプレート」というフォルダになります。(英語版ではフォルダ名は「templates」です。)
Painter X 以降はマルチユーザー対応になったため、アプリケーションフォルダとユーザーフォルダのどちらにもテンプレートが置けるようになりました。
アプリケーションフォルダでは、「Support Files」フォルダの下の「テンプレート」フォルダにテンプレート用の RIFF ファイルを入れます。ユーザーフォルダに入れる場合は、ユーザーフォルダの下のワークスペースフォルダの、さらに下の「テンプレート」フォルダになります。
(2009/07/22 - 2010/09/10)